サイトをバージョン7.0からバージョン7.1に移行するには、更新ツールを使用します。
データに影響を与えずにWebサイトをバージョン7.0から7.1に更新するには、バージョン更新ツールを使用してください。サイトの構造、および、SEO、注文、売上、顧客データ、メンバー、ドメイン、URLマッピング、サブスクリプションなどの情報は、そのまま残ります。このツールはベータ版であり、現在も当社チームによる開発が進められています。
このガイドでは、サイトを更新する前に考慮すべき点、バージョン更新ツールの使用方法、バージョン7.0と7.1の機能の違いについて説明します。また、バージョン7.1への更新についての専門家によるウェビナーにサインアップすることもできます。
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始める前に
バージョン更新ツールを使用する前に知っておくべき重要な点がいくつかあります。
- 永続的な更新であること - 一旦このガイドの手順を完了すると、バージョン7.0に戻すことはできません。[公開] をクリックする前に、時間をかけてプレビューを行い、更新後のサイトに問題がないことを確認してください。プレビューはいつでもキャンセルできます。
- 更新後にサイトの外観が変わる可能性があること - バージョン7.0のページや機能には、バージョン7.1に含まれないものもあります。このガイドで、2つのバージョンの違いをしっかりとご確認ください。
- 変更をプレビューする時間を確保すること - サイトを更新する前に、バージョン7.1でどのように表示されるかをプレビューし、デザインを変更することができます。Webサイトに多数のページがある場合、この作業はかなりの時間を要する場合があります。
バージョン7.0から7.1に更新すべきですか?
Squarespaceバージョン7.1は、Squarespaceの最新のバージョンです。このバージョンには、サイト全体のアニメーション、複数のコンテンツを配置する自動レイアウト、最新のコンテンツ編集エクスペリエンスである創造エディターなど、優れた新機能と柔軟性が追加されています。
バージョン7.0のどのサイトもバージョン7.1に更新できますが、コンテンツ、注文、設定、ドメインが大量に含まれるサイトの場合は更新ツールが特に役立ちます。コンテンツが少ないサイトや非アクティブなサイトでは、新しいサイトをゼロから作成し直す方が早い可能性があります。
バージョン7.0のページや機能には、バージョン7.1に含まれないものもあります。サイトを更新する前に、2つのバージョンの違いをご確認ください。
ステップ1 - 更新の準備をする
更新を開始する前に、次を行います。
- お客様のサイトで、廃止された7.0テンプレートが使用されていないことを確認してください。テンプレートが廃止された場合は、更新を開始する前に別のテンプレートに切り替えてください。サイトでどのテンプレートが使用されているか分からない場合は、「サイトのバージョンとテンプレートについて」を参照してください。
- 更新ツールには100ページまでの制限があります。この制限のためにページを削除する必要がある場合は、サイトを複製してコンテンツを保持することができます。
- 開発者モードを無効にするには、[設定] パネルを開いて [開発者ツール]、[開発者モード] の順にクリックし、トグルをオフにします。開発者プラットフォームで行った変更はすべて消えることにご注意ください。開発者モードを無効にする前に、サイト ファイルと開発者プラットフォームのコードをコンピューターにローカル保存しておくことをおすすめします。
- 元のデザインの視覚的な参照が必要な場合に備えて、バージョン7.0サイトを複製しておくことをおすすめします。
- アルバム ページはバージョン7.1ではサポートされていないため、更新後には表示されなくなります。これらのページのコンテンツを保持するには、テキスト ファイルとオーディオ ファイルをコンピューターにローカル保存しておく必要があります。画像は、サイトのアセット ライブラリーから追加し直すことができます。オーディオ ブロックを使用して、バージョン7.1サイトにオーディオを追加し直すこともできます。アルバム ページをトップページとして使用する場合は、新しいトップページを設定します。
- オーディオ レイアウトを使用するカバー ページのレイアウトを、オーディオを使用しないレイアウトに変更します。オーディオ レイアウトを使用するカバー ページはバージョン7.1にインポートされません。
- インデックス ページ内に、SEO用の説明やタイトルなどのページ設定に保存したい情報が含まれるサブページがある場合は、それらのサブページをインデックス ページから移動します。
ステップ2 - 更新プロセスを開始する
いつでもキャンセル可能なプレビューを使用して、バージョン7.1への更新プロセスを開始します。始めるには、次の手順に従ってください。
- ホーム メニューで [Webサイト] をクリックし、[デザイン]、[バージョン7.1に更新] の順にクリックします。
- 更新オプションが表示されない場合は、サポートされていないテンプレートを使用しているか、開発者モードがまだ有効の状態になっていることを意味します。
- [始める] をクリックし、更新に関する情報をお読みください。現在のトップページがバージョン7.1でサポートされていない場合は、新しいトップページを選択するよう促されます。
- プレビューを開始するには、[サイトを7.1でプレビュー] をクリックします。
ステップ3 - バージョン7.0サイトをバージョン7.1でプレビューする
プレビュー中にWebサイトに対して実行できるのは、コンテンツの追加とスタイルの変更のみです。サイトを公開するかプレビューを終了するまでは、その他のすべてのサイト機能は無効になります。プレビューをキャンセルしてデザインの変更を破棄するには、[キャンセル]、[更新をキャンセル] の順にクリックします。
ほとんどのスタイル変更をバージョン7.1で行う場合は、特定のテンプレート スタイルではなくサイト スタイルを使用します。デザインの変更を試すときは、「スタイルの変更」を参考に違いの詳細をご確認ください。
注: プレビュー モードでは、ログインしている間、サイトのすべての作成者にプレビュー コンテンツと編集制限が表示されることに留意してください。[キャンセル] をクリックすると、いつでもプレビューをキャンセルしてデザインの変更を破棄することができます。
ステップ4 - サイトをバージョン7.1に永続的に更新する
サイトをバージョン7.1に更新する準備ができたら、[更新を公開] をクリックします。この操作は取り消しできません。
注: [更新を公開] をクリックすると、Squarespaceがサイトをバージョン7.0から7.1に更新し、その後お客様は7.0バージョンのサイトにアクセスできなくなることに同意し、これを理解したことになります。
カスタムCSSを確認する
更新後に、カスタムCSSがコメント アウトされる場合があります。再度追加するには、CSSエディターでコメント タグを削除してください。
- [デザイン] パネルを開き、[カスタムCSS] をクリックします。
- コメント タグが表示されている場合は、削除します。(例: )
- [保存] をクリックします。
カスタムCSSがバージョン7.0にのみ存在するエレメントに適用される場合、バージョン7.1のサイトには影響しないことにご注意ください。
ステップ5 - バージョン7.1の使用を開始する
サイトを更新したら、次のバージョン7.1限定機能をお試しください。
- ページ セクション - カスタマイズ可能なセクションを縦に積み重ねてサイトのページとフッターを作成します。セクションを追加、削除、移動して、コンテンツを配置できます。
- 創造エディター - 最新のコンテンツ編集エクスペリエンスで、サイトのページ セクションでのブロックの配置に柔軟性を持たせることができます。
- 自動レイアウト - これらのレイアウトを使用して、複数のコンテンツを列や行、カルーセル、またはスライドショーに自動的に配置できます。
- スタイルを変更する - サイト スタイルを使用して、フォント、色、間隔などのスタイルの変更を最大限に活用できます。通常、サイト スタイルで行う変更はサイト全体に適用されますが、特定のセクションやテキスト エリアにスタイルを設定することで、より細かい変更を加えることができます。
- サイト全体のアニメーション - 画像用の新しいスタイル エフェクトをお試しください。
- セクションの背景画像 - ほとんどのページ セクションに背景画像を追加し、いくつかの選択肢から画像エフェクトを選んで、視覚的に印象に残るWebサイトを作成します。
- より強力なコマース機能 - 商品の順番待ちリスト、ネストされたカテゴリー、最大10,000件の商品を追加できます。商品詳細ページにAfterpayを表示し、複数の新しい商品詳細ページ レイアウトから選択できます。セクションを使用してストア ページをカスタマイズし、視覚的に印象に残るストアを作成します。
- デジタル商品 - クラスやセミナー、オーディオやビジュアル メディア、コミュニティ ページなどのコンテンツへのアクセスを販売し、受動的収入を生み出します。訪問者はアカウントを作成し、料金プランを購入することで、ゲート付きコンテンツにサインアップしてアクセスできます。
- ポートフォリオ ページ - 訪問者をサブページへとつなげる、定型化されたランディング ページを作成します。これは、ギャラリー、プロジェクト、ポートフォリオのハイライト、その他のコンテンツを1か所で整理して紹介するのに最適な方法です。
- 多言語サイトを作成 - Weglot統合を通じてサイトを複数の言語に翻訳します。
バージョン7.0と7.1の違い
バージョン7.0の一部のブロック、ページ、機能は、バージョン7.1には含まれません。可能な限り、更新ツールはそれらに相当するバージョン7.1のコンテンツ エリアにサイト コンテンツを移動して、同様のデザインを作成します。更新を完了する前に、このセクションをよくご確認ください。
Commerce
これらのコマース機能には、バージョンごとに違いがあります。
ストア ページ
バージョン7.1では、商品コレクションに次が含まれます。
- ネストされたカテゴリー
- 新しい商品詳細ページ レイアウト
- 商品詳細ページにコンテンツ ブロックを追加するオプション
- ストア ページに「カートに追加」ボタンを配置するオプション
商品
バージョン7.1では、商品に次が適用されます。
- 1つのサイトのページあたりの上限が10,000件 (バージョン7.0ではページあたり200件まで)
- バリエーションの上限が250件 (バージョン7.0では100件まで)
- 商品タグとカテゴリーをインポートする機能
順番待ちリスト
バージョン7.1では、順番待ちリストはすべてのサイトで利用可能です。 バージョン7.0では、一部のテンプレートでのみ利用可能でした。
Afterpay
バージョン7.1では、商品詳細ページと精算ページにAfterpayが表示されます (バージョン7.0では精算ページのみに表示)。
ストア ページ
これらのストア ページ機能は、バージョン間でデザインが異なります。
カテゴリー ナビゲーション
バージョン7.1では、カテゴリー ナビゲーションは次のようになります。
- 非表示にはできません。
- カテゴリー間には常に垂直線が表示されます。
- パンくずリストのリンクは表示されません。
- 「すべて」のリンクは自動で含まれません。その代わりに、すべての商品に「すべて 」というカテゴリーを追加することができます。
- モバイル端末では、テキストが長すぎる場合にドロップダウン メニューに表示されずに横にスクロールします。
セール中および売り切れのラベル
バージョン7.1では、これらは商品価格の下にテキストで表示されます。その形を変えることはできません。
商品のホバー効果
フェードと商品情報オーバーレイのホバー効果は、バージョン7.1ではサポートされていません。バージョン別のストア ページの特別機能については、こちらをご覧ください。
共有ボタン
バージョン7.1ではサポートされていません。
ブログ
これらのブログ ページ機能は、バージョン間でデザインが異なります。
- 共有ボタン - バージョン7.1ではサポートされていません。
- サイドバー ナビゲーション - 一部のバージョン7.0サイトは、サイドバー ナビゲーションをサポートしています。これは、バージョン7.1ではサポートされていません。
- 一部のエンゲージメント機能 - バージョン7.0では、訪問者は認証された状態で「いいね!」、共有、コメントすることができます。バージョン7.1では、訪問者は匿名でのみコメントできます。柔軟性を高めるために、サイトにDisqusコメントを追加することもできます。
Webサイト ヘッダー
Webサイト ヘッダーはバージョン間でデザインが異なります。バージョン7.1のヘッダーの詳細については、「サイト ヘッダーを作成する」をご覧ください。
- タグライン - ヘッダーのタグラインはバージョン7.1ではサポートされておらず、更新後に表示されなくなります。
- コール トゥ アクション - ヘッダーCTAがある場合は、バージョン7.1でボタンを追加して作り直す必要が生じる場合があります。
- 検索バー - ヘッダー検索バーはバージョン7.1ではサポートされていません。代わりに、サイトの他のエリアに検索ブロックを追加できます。
- 固定ヘッダー - 固定ヘッダーやその他のテンプレート固有の機能は、バージョン7.1ではサポートされていません。
- ページ バナー - バージョン7.1にはページ バナーがありません。バージョン7.0のバナーの画像は、バージョン7.1ではページ上部のギャラリー セクションに表示されます。スライドショー バナーがある場合、ギャラリー セクションは「スライドショー: フル 」レイアウトを使用します。バージョン7.1のヘッダーを透明にして、ページ上部の画像に重ねて表示することもできます。
バージョン7.1のプレビュー時にバナー画像が表示されない場合は、プレビューをキャンセルして削除し、ページにバナー画像を再び追加してみてください。
ナビゲーション
セカンダリ ナビゲーションは、バージョン7.1ではサポートされていません。セカンダリ ナビゲーションのページは、更新後にはメイン ナビゲーションの末尾に表示されます。これらをドロップダウンに変更することもできます。
Bedfordのサイドバー ナビゲーションはバージョン7.1に移行されませんが、テキスト ブロック内のリンクされたテキストを使用し、任意のページで手動で再作成できます。
バージョン7.1でサポートされていないページとブロック
バージョン7.0のページとブロックのうち、下記のものはバージョン7.1ではサポートされていません。アルバム ページを除き、更新後は、バージョン7.1で相当するコンテンツ エリアにコンテンツが表示されます。詳細については、表をご確認ください。
ページまたはブロック | バージョン更新後 |
アルバム ページ |
ページとそのコンテンツは、更新後に消えます。 更新ツールを使用する前に、オーディオ ファイルがコンピューターにローカル保存されていることをご確認ください。 更新後、バージョン7.1サイトにオーディオ ブロックを追加してオーディオ ファイルを紹介します。 |
カバー ページ | バージョン7.1では、ヘッダーとフッターが非表示の通常のページに変換されます。唯一の例外として、オーディオ レイアウトを使用したカバー ページはバージョン7.1にインポートされません。 |
イベント ページ (カレンダー表示) |
バージョン7.1では、イベント ページはリストとしてのみ表示されます。カレンダーとして表示されるイベント ページは、更新時にリストに変換されます。 イベントをカレンダー表示にするには、カレンダー ブロックを使用します。 |
ギャラリーページ |
ページの画像は、バージョン7.1で相当するコンテンツ エリアに表示されます。 ギャラリー ページは自動的に新しい レイアウト ページ (ギャラリー セクションを含む) になり、既存のすべての画像は最適なスタイル微調整オプションで表示されます。 |
ギャラリー ブロック (バージョン7.1で一部をサポート) |
ギャラリー ブロックは、バージョン7.1では完全にはサポートされていませんが、サイトを更新した後も引き続き表示されます。 これらのブロックは編集できますが、サポートされていないエリアに新しいブロックを追加することはできません。バージョン7.1のギャラリー オプションに関する詳細は、こちらをご覧ください。 |
インデックス ページ | サイトを更新すると、有効なサブページのすべてのコンテンツが1つのレイアウト ページに表示されます。以前のサブページへのリンクは機能しなくなり、SEO用の説明やタイトルなど、サブページの設定に含まれる情報は転送されません。グリッド インデックス ページのURLは切り替え時に更新されます。古いURLにアクセスした場合、自動的に新しいページにリダイレクトされます。 |
情報ページ | これらのページは、Aviatorテンプレート ファミリーを使用するバージョン7.0サイトにのみ含まれます。他のバージョン7.0テンプレートまたはバージョン7.1サイトには転送されません。セクションの背景画像とテキスト ブロックを使用して、似たような外観のページを再構築できます。 |
プロジェクト ページ | これらのページは、Yorkテンプレート ファミリーを使用するバージョン7.0サイトにのみ含まれます。別のバージョン7.0テンプレートまたはバージョン7.1に切り替えると、コンテンツはそのまま残り、代わりにギャラリー ページとして表示されます。これらのページのURLは切り替え時に更新されます。古いURLにアクセスした場合、自動的に新しいページにリダイレクトされます。 |
バージョン間でのその他の機能の違い
これらの機能はバージョン7.1ではサポートされていません。可能な限り、バージョン7.1で使用できる同様のオプションを記載しました。
機能 | バージョン7.1でのサポート |
カスタムのAdobeフォント |
サポートされていません。 バージョン7.1の組み込みフォントを代わりにご使用ください。 |
開発者プラットフォーム | サポートされていません。 |
イベントの日付と時刻のタグ |
時間タグはサポートされていません。 イベント日付タグはラベルまたはテキストのいずれかとして表示されますが、両方で表示されることはありません。 |
モバイル固有のスタイル設定 |
バージョン7.0では、モバイル用スタイルを無効にできます。また、一部のテンプレートでは 高度なモバイル用スタイルのスタイル微調整オプションを使用できます。 バージョン7.1にはモバイル専用の設定はなく、小さなブラウザー ウィンドウに収まるようにサイトは常に自動的に調整されます。 唯一の例外はバージョン7.1の創造エディターです。この機能では、コンピューターのレイアウトとは別にモバイル レイアウトを設計できます。 |
パララックス スクロール |
サイト全体ではサポートされていません。 セクションの背景画像にパララックス効果を追加できます。 |
共有ボタン | サポートされていません。 |
タグライン | サポートされていません。 |
テンプレートの切り替え | バージョン7.1のサイトはすべて同じ機能とオプションを共有しているため、バージョン7.1ではテンプレートの切り替えはありません。代わりに、さまざまなスタイル オプションを試してみてください。 |
よくある質問
バージョン7.1に移行する必要がありますか?
いいえ。バージョン7.0から7.1へのサイト更新は任意であり、[更新を公開] をクリックする前であればいつでも中止できます。[更新を公開] をクリックした後は、変更を元に戻したり、バージョン7.0に戻したりすることはできません。
更新を元に戻すことはできますか?
いいえ。[更新を公開] をクリックした後は、サイトがバージョン 7.1に完全に更新されます。
バージョン7.0のサイトをバックアップできますか
このプロセスを開始する前に、バージョン7.0のサイトを複製しておくことをお勧めします。これにより、同じサイトコンテンツと同じデザインを持つバージョン7.0の新しいWebサイトが作成され、バージョン7.1でどのように表示されるかをプレビューする際に参照することができます。
複製されたサイトはSquarespaceの新しいトライアル サイトであることに留意してください。注文データや分析もなく、同じドメインも持ちません。複製されない内容についての詳細は、「サイトの複製」を参照してください。更新が完了したら、重複したサイトを削除する必要があります。
一定の時間内にアップデートを完了させる必要がありますか?
プレビューには時間制限はありませんが、バージョン7.1のプレビュー中では一部のサイト機能へのアクセスが無効になっているため、更新を一度に完了することをお勧めします。更新せずにプレビューをキャンセルすると、プレビュー中に行ったデザインの変更はすべて破棄されます。
商取引やビジネスに影響はありますか?
いいえ。すべてのSEO、商品、サブスクリプション、設定、注文、分析、顧客用アカウントはそのまま保持されます。このツールを使用してサイトをバージョン7.1に更新しても、ビジネスに支障が出ることはありません。バージョン更新ツールでバージョン7.1のプレビューを編集している間も、バージョン7.0のサイトは公開されたまま、引き続き注文を受け付けることができます。[更新を公開] をクリックすると、バージョン7.1のサイトがすぐに公開されます。ダウンタイムはありません。
バージョン7.0のサイトからバージョン7.1のサイトにコンテンツを手動で移動
ゼロから始めて、バージョン7.0のサイト コンテンツをすべて新しいバージョン7.1のサイトに移行する場合は、以下の手順に従ってください。
ステップ1 - コンテンツを準備する
既存のサイトからコンテンツを収集し、新しいサイトに追加する準備をします。これを行うための正しい方法はひとつではなく、移動する対象によって異なりますが、お客様にとって便利で意味のある方法でコンテンツを整理してください。
- テキスト コンテンツをコピーする - サイトに大量のテキスト コンテンツがある場合は、すべてのテキスト コンテンツをコピーして1つのドキュメントやファイルに貼り付けておくと、新しいサイトの構築を開始するときにすぐにアクセスできるようになります。
- 画像を保存する - サイトにアップロードした画像をデバイスに保存していない場合は、サイトからダウンロードしてください。フォルダーに整理しておくと、アップロードを開始するときにプロセスが簡単になります。
- 商品をエクスポートする - Squarespace Commerceを使用している場合は、商品を.csvにエクスポートして、新しいサイトに直接インポートできます。ページ、ブログ投稿、ブロックなどの他のコンテンツをインポートすることはできません。
- スタイル設定をメモする - 新しいサイトのガイドラインとして、サイト スタイルで、具体的な色やフォントなど、特定の保存しておきたいスタイル設定をメモしておきます。
- 現在のサイトを有効な状態に保つ - 新しいサイトが完成するまで、バージョン7.0のサイトを有効な状態にしておくことをお勧めします。これにより、新しいサイトの構築中でも、アセットにアクセスでき、訪問者は引き続きコンテンツにアクセスできるようになります。
ステップ2 - 新しいサイトを設定する
移行用のコンテンツの準備ができたら、新しいバージョン7.1のサイトの作成を開始できます。商品はバージョン7.0のサイトから.csvファイルとしてインポートできますが、その他のコンテンツは手動で再作成する必要があります。若干の相違点の可能性がありますが、バージョン7.0のほとんどのデザインをバージョン7.1で再現できます。
- バージョン7.1のトライアルを開始する - テンプレートを選択して、14日間の無料トライアルを開始します。バージョン7.1のすべてのテンプレートには同様な機能やデザイン オプションがあるため、気に入ったテンプレートや以前のサイトに似たテンプレートを探してください。新しいサイトの作成中は、サイトを非公開にしておくことをお勧めします。2週間経過後にさらに時間が必要な場合は、トライアル期間を延長できます。
- コンテンツを再構築する - ページ プレビューの左上にある [編集] をクリックすると、テキスト コンテンツを貼り付けたり、画像をアップロードしたり、オリジナル サイトからブロックを再作成したりできます。ブロック セクションでは、より多彩なデザインの可能性を備えた最新のページ編集エクスペリエンスである創造エディターが使用されていますが、ほとんどのページ、ブロック、およびコンテンツのオプションは同じか、代替オプションがあります。
- 商品をインポートする- バージョン7.0のサイトから商品をインポートして、ストアに商品を追加します。インポート時に、商品を手動で再作成する必要はありません。バージョン7.0のサイトでクラシック商品エディターを使用している場合、バージョン7.1のストア ページでは、ストア ページのスラッグと商品スラッグの間に/p/が商品URLに追加されることに注意してください。古いURLでアクセスする顧客が新しいURLを見つけられるように、URLリダイレクトを設定します。1回のリダイレクトで複数の商品リンクをリダイレクトする方法については、URLリダイレクトに関するガイドを参照してください。
- 新しい機能を試す - ページ セクション、自動レイアウト、ポートフォリオ ページなど、バージョン7.1でのみ利用可能な機能を使用して、新しい可能性を探ります。
- サイト スタイルを設定する - サイト スタイルを使用して、サイトのフォント パック、カラー テーマ、その他のスタイル設定を設定します。フォントや色を以前のサイトに合わせことも、バージョン7.1の拡張オプションを使用して新しいスタイルを試すこともできます。カスタムAdobe Fontsはバージョン7.1ではサポートされていないことに注意してください。
- SEOを設定する - Squarespaceは、検索に最適化された組み込みのデザインで高い評価を得ていますが、どのプラットフォームを選択しても、あるサイトから別のサイトに移動すると、サイトの検索順位に影響する可能性があります。新しいサイトを公開する前に最適化するには、SEO チェックリストとSEO維持に関するヒントに従ってください。
ステップ3 - サブスクリプションを管理する
新しいサイトを公開する準備ができたら、有料サービスにアップグレードして以前のサイトをキャンセルすることができます。カスタム ドメインやメールキャンペーンのような他のサブスクリプションをお持ちの場合は、新しいサイトで有効にするために、さらにいくつかの手順を実行する必要があります。
- 有料サービスへアップグレードする - Webサイトを公開する準備ができたら、当社の現行のWebサイト支払いプランのいずれかに加入し、サイトを公開します。新しいサイトでは、当社の現行の支払いプランのいずれかを使用する必要があります。バージョン7.0のサイトが従来の支払いプランのいずれかを利用している場合、バージョン7.1の支払いオプションは異なる場合があります。
- ドメインを移動する - カスタム ドメインを以前のサイトから新しいサイトに移動できます。Squarespaceドメインを使用しているか、サードパーティー ドメインを使用しているかによってプロセスが異なります。ドメインに関連付けられたGoogle Workspace アカウントがある場合は、そちらも移行できます。
- 他のサブスクリプションを確認する - 現在のサイトで他の有効なサブスクリプションがないかを確認します。これらは、あるサイトから別のサイトに移動することはできません。以下のヒントに従って、以前のサイトでこれらのサブスクリプションをキャンセルし、新しいサイトで再度サブスクリプション登録を行ってください。
- バージョン7.0のサイトをキャンセルする - バージョン7.1のサイトが有料サービスにアップグレードされると、複数のサイトに対して同時に支払いが発生しないように、バージョン7.0のサイトをキャンセルすることができます。年間サブスクリプションの残存期間がある場合、サイトを切り替えることで日割り計算による払い戻しの対象となるかどうかをお問い合わせください。
その他のサブスクリプション
- メールキャンペーン - 以前のサイトのメールキャンペーン サブスクリプションをキャンセルし、新サイトでサインアップします。メーリングリストを移動するには、以前のサイトからエクスポートし、新しいサイトにインポートします。
- デジタル商品 - 移行の前に、以下のメンバーの移行に関するヒントを考慮してください。次に、新しいサイトでデジタル商品にサインアップし、以前のサイトのデジタル製品のサブスクリプションをキャンセルします。
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Acuity Scheduling - Acuityのサブスクリプションで何をすべきかは、以下のような使用方法によって異なります。
- バージョン7.0のサイト サブスクリプションをキャンセルしても、Acuityサブスクリプションは有効なままにしておけます。複雑なセットアップで、再構築に時間がかかりそうな場合は、このオプションが良いでしょう。7.1のサイトを作成したら、Acuity Schedulingブロックを追加し、既存のAcuityサブスクリプションに接続します。
- 以前のサイトでAcuityサブスクリプションをキャンセルし、新しいサイトでサインアップすることができます。これは、簡単に再作成できる基本設定がある場合や、メールキャンペーン経由でAcuityクライアントにマーケティング メールを送信するなどのサイト固有の統合を使用する必要がある場合に適しています。クライアントやアポイントメントを移動するには、以前のサイトからエクスポートし、新しいサイトにインポートします。
- ストック画像 - ストック画像を新しいサイトに移動するには、以前のサイトからダウンロードするか、画像サービスから直接ダウンロードする必要があります。プレミアム画像の場合は、新しいサイトに追加して新しいサイトを公開する前に、以前のサイトを非公開する必要があります。プレミアム画像は、一度に1つのSquarespaceサイトに対してのみ使用できます。ライセンスについての詳細は、「 ストック画像を検索して追加する 」を参照してください。