サイトのテキストのスタイル、サイズ、色、間隔をカスタマイズします。
このガイドでは、フォントのスタイル、サイズ、色、間隔など、サイトのフォントを変更する方法について説明します。すべてのサイトは、始めはサイト スタイルで変更および調整できる既定のフォント スタイルが設定されています。
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Squarespaceのフォントの使いかた
フォント メニューを確認するときは、次の点に注意してください。
- Squarespaceのフォント コレクションには、600 種類の Google Fonts と 1,000 種類の Adobe Fonts が含まれています。このコレクションには、Google や Adobe が提供しているすべてのフォントが含まれているわけではありません。スクロールしてライブラリ全体を参照したり、メニューの検索フィールドを使用して特定のフォントを検索したりしてみましょう。
- メニューを短くするため、最初は最近使用したフォントとよく使用されるオプションのみが表示されています。Google Fonts または Adobe Fonts が提供する一部の書式設定オプションはSquarespaceでサポートされていません。
フォントを選択する際は、次の点に注意してください。
- 一貫性のあるフォントを使用することでサイトの外観が統一されるため、これらのオプションは意図的にサポートされていません。微調整オプションでは希望のフォントを実現できない場合、CSSでカスタム フォントを追加できます。バージョン 7.0 では、カスタム Adobe Fonts を追加できます。
- Windows と Mac、iOS とAndroidなど、デバイスによってレンダリングが異なるフォントもあります。また、ブラウザーの違いによっても、ドロップダウン メニューなどのフォントのレンダリングが変わる可能性があります。
- 場合によっては、Google や Adobe 側で、ライブラリーからフォントが削除されることがあります。現時点でそのフォントを使用中のサイトのテキストは変更されることはありませんが、別のフォントに切り替えた後で元のフォントに戻すことはできません。その場合、同じような表示になるよう、ライブラリー内の最も近いフォントに置き換わります。
サイトでフォントを使用する際は、次の点に注意してください。
- フォント カテゴリー (見出しや段落など) に関するほとんどの変更は、サイト全体に適用されます。たとえば、見出し 1 のテキストのフォントを変更すると、サイト全体で見出し 1 に設定されているすべてのテキストに適用されます。
- 本文にヘッダーを作成するには、テキスト ブロック エディターの [フォーマット] ドロップダウン メニューを使用します。ヘッダーを作成した後に、見出しのスタイルを変更できます。詳細については、「テキストの書式設定」をご覧ください。
- テキスト ツールバーでテキストの書式設定を変更すると、サイト スタイルのそのテキスト エリアに設定されているスタイルが上書きされます。たとえば、ブログ投稿の抜粋テキストを見出し1に変更した後、サイト スタイルで抜粋したテキストのフォントまたはサイズを編集しても、変更したテキストは編集されません。
ヒント: サイトに最適なフォントを選択する方法については、「適切なフォントと色を選ぶ」をご覧ください。
Squarespaceでのテキストの拡大と縮小の仕組み
テキストの拡大と縮小とは、テキストのサイズがサイトの特定の領域に収まるように変更することです。Squarespaceのレスポンシブ デザインはどの画面サイズにもフィットします。サイトのテキストがどのように拡大または縮小されるかは、サイトのバージョンによって異なります。
テキストはフォントの基本サイズに基づいて拡大または縮小されます。フォントの設定に関係なく、テキストの拡大と縮小を使用すると、テキスト ブロックいっぱいに表示することができます。
テキストはブラウザーのサイズに基づいて拡大縮小されます。一部のテンプレート ファミリーには、テキストのスケールを微調整するオプションが用意されています。
フォント微調整オプションを見つける
フォント微調整オプションは、サイトのバージョンに応じて動作が異なります。
サイト全体のすべてのフォントを変更するには、次の手順に従います。
- ページの編集中に、サイト スタイルを開いて [フォント] をクリックします。
- 現在のフォント パックの [切り替え] をクリックすると、使用可能なすべてのフォント パックが表示されます。[Sans-serif]、[Serif]、[Mixed] をクリックすると、それぞれのスタイルのさまざまなフォント パックが表示されます。
- 新しいフォント パックをクリックして、サイト上でプレビューします。
- [戻る] をクリックして [フォント] パネルに戻り、フォントの基本サイズを設定します。他のすべてのテキストは、このサイズを基準にして拡大縮小されます。
- 他のページのコンテンツを編集する間も、変更はそのまま保持されます。変更を保存するには、[保存] をクリックします。編集を中止するには、[終了] をクリックします。
Google FontsまたはAdobe Fonts (旧Typekit) をサイトに読み込みたくない場合は、組み込みフォント パックのいずれかを選択してください。
- [Sans-serif] で、[Helvetica Neue] を選択します
- [Serif] で、[Georgia] を選択します
- [Mixed] で [Verdana] を選択します
特定のフォントの微調整オプションを変更するには、次の手順に従います。
- [フォント] パネルの [グローバル テキスト スタイル] で、[スタイルを割り当てる] をクリックします。
- そのテキスト グループのタイトルを、「タイトル」や「ボタン」などで探し、タイトルをクリックしてそのグループのすべての微調整オプションを開きます。ページ プレビュー上の任意のテキストをクリックして、微調整オプションを表示することもできます。
- 微調整オプションの横にあるドロップダウン メニューをクリックして、新しいフォントスタイルを割り当てます。さらにカスタマイズするには、[カスタム] をクリックし、表示される他のオプションを使用します。
- すべてのリストに戻るには、[すべて表示] または [戻る] をクリックします。
フォントの微調整オプションを変更するには、サイト スタイルを開きます。使用しているテンプレートに応じて、これらのフォント グループで表示されるオプションと名前は異なります。フォントの微調整オプションは、影響を受けるグループのタイトルと、追加のオプションを開く小さな矢印で識別できます。
Google FontsやAdobe Fonts (旧Typekit) をサイトに読み込みたくない場合は、[サイト スタイル] パネルの一番下にある [すべてをシステム フォントに設定] をクリックしてください。
変更するテキスト グループが見つからない場合は、テンプレートのガイドでテンプレートのスタイル オプションの詳細を確認してください。ページ上のテキストをクリックして、サイト スタイルの微調整オプションを表示することもできます。[すべて表示] をクリックすると、全リストに戻ります。
特定のフォントを検索する
フォント検索の操作は、サイトが構築されているSquarespaceのバージョンに応じて異なります。
特定の Adobe または Google のフォントを使用するには、[すべてのフォントを閲覧] オプションで検索してください。
- ページの編集中に、ペイントブラシ アイコンをクリックし、[フォント] をクリックします。
- [グローバル テキスト スタイル] で、変更するテキスト タイプ ([見出し]、[段落]、[ボタン]、または [その他]) をクリックします。
- [ファミリー] をクリックします。
- [すべてのフォントを閲覧] をクリックします。
- スクロールして使用可能なフォントを参照するか、パネルの上部にある [フォントを検索] フィールドにフォント名を入力します。
- 他のページのコンテンツを編集する間も、変更はそのまま保持されます。変更を保存するには、[保存] をクリックします。編集を中止するには、[終了] をクリックします。
ヒント: [その他] カテゴリーは、商品の価格、メニュー ブロック ナビゲーション、その他のコンテンツ メタデータなど、見出しや通常の段落テキストではないほとんどのテキストに適用されます。
特定の Adobe または Google のフォントを使用するには、フォントの微調整オプション内の検索フィールドを使用して検索します。
- [デザイン] パネルを開き、[サイト スタイル] をクリックします。
- 変更するフォントの微調整オプションをクリックし、フォント名の横にあるドロップダウン メニューをクリックします。
- スクロールして使用可能なフォントを参照するか、メニューの上部にある [フォントを検索] フィールドにフォント名を入力します。
- 使用するフォントをクリックし、パネル上部の [保存] をクリックして変更を適用します。
フォントがわからない場合は、Adobe と Google のプラットフォームに、フォントを検索してプレビューできるリソースが用意されています。
気に入ったフォントが見つかったら、Squarespaceで検索してください。一部のフォントは利用できない場合があります。
フォントのスタイルを設定する
フォントのスタイル設定の操作は、サイトが構築されているSquarespaceのバージョンに応じて異なります。
フォントのスタイルを設定するには、次の手順に従います。
- ページの編集中に、ペイントブラシ アイコンをクリックし、[フォント] をクリックします。
- [グローバル テキスト スタイル] で、変更するテキスト タイプ ([見出し]、[段落]、[ボタン]、または [その他]) をクリックします。
- [ファミリー] にフォントが表示されます。スタイルとさまざまなサイズのオプションを使用してスタイルを変更します。
- 他のページのコンテンツを編集する間も、変更はそのまま保持されます。変更を保存するには、[保存] をクリックします。編集を中止するには、[終了] をクリックします。
以下の表に記載されているスタイルを調整してください。
ヒント: テキストの色を変更するには、サイト全体またはセクションの色を変更します。テキスト ブロックでは、テキスト ツールバーも使用できます。
スタイル名 |
オプション |
重み |
テキストを太くまたは細くします。 |
行の高さ |
テキストの行間隔を変更します。 |
文字の間隔 |
文字間隔を変更します。 |
スタイル |
フォントに応じて、テキストを標準、太字、斜体、またはその他の形式に設定します。 |
テキスト変換 |
テキストの一部を大文字にするか、すべてを大文字にするか、まったく大文字にしません。この微調整オプションは、特定のフォントにのみ適用されます。 |
サイズ |
テキストを大きくまたは小さくします。テキスト タイプごとに1つ以上のサイズ オプションがあります。たとえば、[見出し] の [サイズ] セクションには、[見出し1]、[見出し2]、[見出し3]、[見出し4] の書式設定用のスライダーがあります。テキスト ツールバーを使用して、個々のテキスト ブロックのテキスト サイズを変更することもできます。 |
フォントまたはタイポグラフィの微調整オプションをクリックすると、フォント名、サイズ、文字間隔などの追加オプションが開きます。
特定のテキストとテンプレートに応じて、以下の表にリストされているタイポグラフィ オプションを調整できます。さまざまなフォントやテンプレートに対して、そのほかのスタイルオプションや微調整オプションを使用できます。
ヒント: テキストの色を変更するには、サイト スタイルでそのテキスト タイプの色の微調整オプションを使用します。詳しくは、「色を変更する」をご覧ください。
微調整オプション名 |
オプション |
フォント |
Google または Adobe のフォントを選択または検索します。メニューの上部に厳選された選択肢が表示されます。下にスクロールしてライブラリー全体を参照するか、使用したいフォントの名前がわかっている場合はメニュー上部の検索フィールドを使用します。 |
フォント サイズ |
スライダーを使用するか、手動でフォント サイズを入力します。 |
行の高さ |
行間隔を設定します。行の高さが 0em の場合、特にモバイル デバイスではテキストが重なる可能性があることに注意してください。 |
文字の間隔 |
文字間隔を設定します。負の値を指定すると、文字が重なることがあります。 |
テキスト変換 |
[なし]、[キャピタライズ]、[大文字]、[小文字] を選択します。 |
テキスト デコレーション |
[なし]、[下線]、[上線]、[取り消し線] から選択します。 |
テキストを揃える |
[左]、[中央]、または [右] を選択します。 |
カスタム Adobe フォントの追加 (バージョン 7.0 のみ)
カスタム フォントをお持ちの場合は、Adobe Fonts と統合することで、フォントを Squarespace バージョン 7.0 サイトに追加できます。カスタム Adobe フォントはバージョン7.1 ではサポートされていません。
- この処理で、サイト スタイルのメニューの Adobe Fonts オプションがカスタム プロジェクトのフォントに置き換えられます。Squarespaceの Adobe Fonts は、カスタム Adobe Fonts プロジェクトが有効になっている間は使用できません。
- カスタム フォントは、Adobe Creative Cloud サブスクリプションで利用できます。サブスクリプション登録する前に、Adobe Fonts が含まれるプランを選択してください。
ステップ1 - Web プロジェクトを作成してフォントを追加する
カスタム フォントをSquarespaceに追加するには、まずAdobeでWebプロジェクトを作成する必要があります。Adobe Fontsアカウントにログインし、手順に従ってWebプロジェクトを作成します。
Web プロジェクトを作成すると、カスタマイズされたHTML埋め込みコードが表示されます。これは不要のため、サイトに追加しないでください。代わりに、次の手順を使用して、より短い Web プロジェクトIDを取得します。
ステップ2 - Squarespaceにカスタム フォントを追加する
Web プロジェクトに必要なフォントがすべて含まれている場合は、プロジェクトIDを使用してそのプロジェクトをSquarespaceサイトに追加します。
- Adobe Fonts アカウントで、右上隅にある [My Adobe Fonts (マイ Adobe Fonts)] をクリックします。
- [Web Projects (Web プロジェクト)] をクリックし、Squarespaceに追加するプロジェクトを見つけます。
- 埋め込みコードの上にあるプロジェクトID (文字と数字の文字列) をコピーします。例に示されているものではなく、必ず一意のプロジェクトIDをコピーしてください。
- [開発者ツール] パネルを開きます。
- [外部APIキー] をクリックします。
- [Adobe Fonts Project ID (Adobe Fonts プロジェクト ID)] ボックスまで下にスクロールします。
- Adobe からコピーしたプロジェクトIDをボックスに貼り付けます。
- [保存] をクリックします。
ステップ3 - Adobe Fonts を使用する
Adobe Fonts を追加したら、サイト上のテキストに適用できます。サイト スタイルの組み込み Adobe Fonts が、Web プロジェクトのフォントに置き換えられます。カスタム Adobe フォントをすばやく見つけるには、[検索] ボックスで名前を検索します。
フォントの変更を管理する
- Adobe Fonts を変更した場合は、Squarespaceで変更内容が表示されるよう、再公開してください。詳しくは、Adobe のドキュメントを参照してください。
- 使用しているフォントが Adobe Fonts のコレクションから削除されても、そのフォントは引き続きサイトに読み込まれます。ただし、変更するとサイト スタイルに表示されなくなるため、新しいテキストに適用したり、テキストに再適用したりすることはできません。
サイト スタイルに「サポートされていないフォント」というメッセージが表示される
Adobe Fonts で廃止されたフォントをサイトで使用している場合、このメッセージが表示されます。フォントがサポートされなくなった場合は、Squarespace 上で最も近いフォントに置き換えられます。エラーに記載されているスタイル セクションを確認して、置き換えられるフォントを承認または変更します。
廃止されたフォントは Adobe Fonts ページからも削除されます。
カスタム Adobe フォントがサイトに表示されない
一部の特殊文字が正しく表示されない場合は、プロジェクトIDをSquarespaceに追加する前に、Webプロジェクトを編集して [すべての文字] を選択してください。
どのフォントも表示されない場合は、サイトに JavaScript がないか確認してください。Adobe Fonts の JavaScript メソッドを使用してサイトにフォントを追加したことがある場合、フォントが正しく読み込まれない可能性があります。JavaScript を削除し、上記の手順に従って Adobe Fonts を追加します。
お問い合わせ先
Adobe Fonts プロジェクトIDを追加できない場合、または Adobe Fonts がサイトに表示されない場合は、当社へお問い合わせください。トラブルシューティングをお手伝いいたします。Adobe Fonts の使用に関するその他の質問については、Adobe に問い合わせるか、Adobe のドキュメントをご覧ください。
フォントに関する問題のトラブルシューティング
これらの手順を実行する前に、問題がブラウザーに関連しているかどうかを確認してください。ブラウザーのトラブルシューティングで問題が解決しない場合は、このセクションで、フォントを変更する際に発生する可能性のあるその他の一般的な状況について確認してください。
テキストをコピーして貼り付けたが、書式設定が異なる
テキストをコピーして貼り付けるときに、SquarespaceのCSSに干渉する書式設定がコピーされる可能性があります。これにより、サイト スタイルで有効にした設定とは異なるテキストが表示されます。
これを回避するには、コピーしたテキストを文書処理プログラムに貼り付けて、特別な書式設定を削除するか、キーボード ショートカットを使用して書式設定を削除することをおすすめします。
- Windows では、Ctrl + Shift + V を押してテキストを貼り付けると、書式設定が削除されます。
- Mac では、⌘ + Shift + V を押してテキストを貼り付けると、書式設定が削除されます。
- クリップボード アイコンをクリックして、書式を設定せずにテキストを貼り付けることもできます。入力済みのテキストに対しては、テキストを強調表示し、書式設定を削除アイコンをクリックして書式設定を削除します。
ログインするとフォントの表示が変わる
ライブ サイトでのフォントのレンダリング方法は、ドメインの影響を受ける可能性があります。
サードパーティー ドメインをサイトに接続した場合は、ドメイン プロバイダーに連絡して、マスク転送を設定していないことを確認してください。マスキングによって、ドメインがサイトに誘導される方法が制御され、Squarespaceのスタイル設定に干渉する可能性があります。
フォントを特定のサイズに設定できない
フォントを特定のpx (ピクセル) サイズに設定できない場合は、サイトで代わりにemまたはremの値が使用されている可能性があります。
- バージョン7.1のすべてのサイトでは、フォント サイズにrem値が使用されます。これは、そのサイズが基本フォント サイズの相対値であることを意味します。フォントのrem値を変更するには、スライダーを使用するか、現在の値をクリックして新しい値を手動で入力します。基本フォント サイズを変更するには、フォント パックの [基本サイズ] を調整します。
- バージョン 7.0 のサイトの場合、一部のテンプレートではフォントと間隔のサイズに px ではなく em が使用されます。数値フィールドに値を直接入力する場合は、em 値を入力するとサイズがスケーラブルに保たれ、px 値を入力するとサイズが固定されます。ただし、テンプレートで px 値のみを使用する場合は、その場所に em 値を入力しないでください。小さな画面でフォントのサイズが正しく変更されなくなる可能性があります。
モバイル端末でフォントが読みにくい
フォントの太さが 100 未満の場合、小型のモバイル端末では非常に明るく見えたり、暗く見えたりすることがあります。すべての端末でテキストが表示されるようにするには、サイト スタイルを開き、フォントの太さが 100 を超えていることを確認します。