フォームとニュースレターのストレージを管理する
フォーム送信から収集された訪問者データを保存するための最適なオプションを見つけます。
最終更新日 2025年2月10日
サイトにフォームを追加するときは、訪問者がフォームを送信したときのフォームの行き先を選択します。フォームの行き先はフォーム ストレージと呼ばれます。通常、フォーム ストレージはメールアドレスやスプレッドシートなどのようにサードパーティーのサービスです。ニュースレターの登録者用にSquarespaceメーリングリストを使用する場合は、Squarespaceサイトから直接ストレージを管理することになります。
このガイドでは、さまざまなフォーム ストレージ オプションについて説明します。「このフォームにストレージを追加してください」というメッセージが表示された場合は、このガイドに従ってください。
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ストレージ オプション
以下に、サイト上のフォームに対応可能なストレージ オプションのリストを示します。すべてのオプションがすべてのフォーム タイプで使用できるわけではありません。各オプションの詳細については、リンクをクリックしてください。
- Squarespaceメーリングリスト - Squarespaceメールキャンペーンのメーリングリストに登録者を追加します
- フォーム送信者リスト - フォーム ブロック送信者とその送信内容を、Squarespaceの組み込みの連絡先管理機能に追加します
- メールアドレス - フォームをメールアドレスに送信します
- Googleドライブ - フォームをGoogleドライブのスプレッドシートに送信します
- Mailchimp - Mailchimpのオーディエンスにフォームを送信したり、コマース ストアの注文、商品、顧客情報を同期したりします
- Zapier - フォーム送信を使用して、Zapierを通じて他のアプリのアクションをトリガーします
以下の点に留意してください。
- フォームごとに少なくとも1つのストレージ オプションが必要です。ストレージ オプションを選択しないと、フォームを送信する場所がないことになり、訪問者はフォームを送信できません。
- バックアップとして、フォーム用に複数のストレージ オプションを選択できます。たとえば、新しいフォーム ブロックをメールアドレスに送信し、フォームをGoogleドライブに接続することができます。
- Squarespaceサイトに送信内容を保存できるオプションは、Squarespaceメーリングリストと [連絡先] パネルだけです。他のストレージ オプションの場合、送信内容はSquarespaceサイトを通じてそれらのオプションに直接送信されます。
Squarespaceメーリングリスト
この機能へのアクセス
メールキャンペーンは、すべてのWebサイト プランで利用できるアドオン サブスクリプションです。メールキャンペーンの仕組みを理解するには、登録する前に無料トライアルでキャンペーンを作成して送信してみることをおすすめします。
Squarespaceメールキャンペーンは、Squarespaceの組み込みメールマーケティング機能です。キャンペーンのオーディエンスを構築するには、フォームをSquarespaceに接続します。これにより、サイト内のメーリングリストにメールアドレスが保存され、ブランドに合ったニュースレターやキャンペーンを登録者に送信できます。
サポートされているフォーム
Squarespaceメーリングリスト ストレージは、次の場合に利用できます。
- ニュースレター ブロック
- 精算時のニュースレターの登録
- プロモーション ポップアップ
- カバー ページ ニュースレターのサインアップ (バージョン7.0)
Squarespaceのメーリングリストにフォームを接続する
フォームをSquarespaceメーリングリストに接続するには、次の手順に従います。
- フォームのストレージ オプションで、[Squarespace] または [Squarespaceメールキャンペーン] をクリックします。
- [メーリングリスト] メニューからリストを選択します。メーリングリストを作成していない場合は、既定のリストが生成されます。サインアップした顧客は、[連絡先] パネルと [リストとセグメント] パネルの [登録者] リストにも自動的に追加されます。
メールキャンペーンに登録していなくても、メーリングリストには接続できます。
送信を管理する
[リストとセグメント] パネルでニュースレターの登録者を表示および管理します。詳細については、「メーリングリストを構築する」および「リストとセグメントを使用して連絡先を整理する」をご参照ください。
Google reCAPTCHAまたはサブスクリプション確認メールは、ほとんどのフォームで既定で有効になっています。登録者と送信内容に不一致がある場合は、一部のユーザーがメールで確認しなかった可能性があります。
当社のパートナー プログラムであるSquarespace Circleの詳細をご覧になり、プロのWebデザイナーのコミュニティに参加して、メールキャンペーンの作成にお役立てください。
[連絡先] パネル
備考
この機能は、必須メールアドレス フィールドを使用するフォーム ブロックに対して、2023年7月21日にリリースされました。それ以前に受信したフォーム ブロック送信については、[連絡先] パネルに表示されません。この機能のリリース前に受信したフォーム送信にアクセスするには、フォーム ブロックに接続されている他のストレージ オプションをご確認ください。
[連絡先] パネルには、メーリングリストへの登録や商品の購入など、特定の方法でコンテンツを操作した訪問者に関する情報が保存されます。
サイトのフォーム ブロックに必須のメールアドレス フィールドが含まれている場合、フォームを送信した訪問者は [連絡先] パネルに追加され、送信内容は [フォームの詳細] に追加されます。これらは、[フォーム送信者] の下の [リストとセグメント] パネルにも表示されます。メーリングリストに登録した訪問者、またはニュースレターの登録にサインアップした訪問者は、[連絡先] パネルと [登録者] の下の [リストとセグメント] パネルに追加されます。
サポートされているフォーム
[連絡先] パネルのストレージは以下のように利用できます。
- 必須のメールアドレス フィールドがあるフォーム ブロック - 送信内容は [リストとセグメント] パネルの [フォーム送信者] に表示されます。
- 必須のメールアドレス フィールドがあり、メール サインアップが有効になっているフォーム ブロック - 送信内容は [リストとセグメント] パネルの [フォーム送信者] に表示されます。送信者がメール サインアップ ボックスにチェックを入れると、[登録者] にも表示されます。
- Squarespaceストレージでニュースレターをサインアップ - 送信内容は [リストとセグメント] パネルの [登録者] に表示されます。
フォーム ブロックの場合、[連絡先] パネルのストレージは、フォーム ブロックに必須のメールアドレス フィールドが含まれている場合にのみ使用できることにご注意ください。フォーム ブロックが正しく設定されていることを確認するには、「フォーム ブロック」をご参照ください。
必須のメールアドレス フィールドがないフォーム ブロックでは、[連絡先] パネルに送信の詳細が追加されません。
送信を管理する
[リストとセグメント] パネルを開きます。
- フォーム送信を見つけるには、[フォーム送信者] をクリックし、送信者をクリックして、[フォームの詳細] をクリックします。
- 登録者情報を見つけるには、[登録者] をクリックし、該当する登録者をクリックします。
詳細については、「リストとセグメントを使用して連絡先を整理する」をご参照ください。
メールアドレス
訪問者がフォームを送信したときにメールを受信するには、メールのストレージ オプションを使用します。既定のメールアドレスは、管理者のアカウントのメールアドレスです。
サポートされているフォーム
メールアドレスのストレージは以下に利用できます。
- フォーム ブロック
- カバー ページ フォーム (バージョン7.0)
フォームをメールアドレスに接続する
管理者のメールアドレスは、フォーム ブロックの作成時に既定で接続されます。フォームを別のメールアドレスに送信するには、次の手順に従ってください。
- フォームのストレージ オプションで、アドレスの横にあるXをクリックします。
- 別のメールアドレスを入力します。
以下の点に留意してください。
- 各フォームに接続できるメールアドレスは1つのみです。フォームを複数のメールアドレスに送信する場合、メール プロバイダーには、メールを追加のアドレスに自動的に転送するオプションがある場合があります。こちらにGmailの手順の例を示します。
- 管理者がアカウントのメールアドレスを変更した場合や、お客様がGoogle Workspaceサブスクリプションを購入した場合、フォーム ストレージは自動的に更新されません。新しいアドレスでフォーム メールを受信するには、ストレージを手動で変更してください。
送信を管理する
メールアドレスの受信トレイでフォーム送信メールを表示および管理します。フォーム送信メールにはHTML形式のものもあります。各メールには以下の情報が含まれており、カスタマイズすることはできません。
- 件名 - フォーム送信 - フォーム名 - 件名
- 差出人 - form-submission@squarespace.info (以前はno-reply@squarespace.info)
- 本文 - すべてのフォーム フィールドを別々の行に配置し、「[サイトのタイトル] 経由で送信」
フォームにメールアドレス フィールドが含まれている場合は、メールに返信することでフォームの送信者に応答できます。
メールに返信できない場合は、メール プロバイダーが直接の返信をサポートしていない可能性があります。その場合は、メールアドレスをコピーして、新しいメールを作成してください。
メール プロバイダーによっては、フォーム送信メールはすべて同じsquarespace.infoアドレスから送信されるため、受信トレイでグループ化される場合があります。たとえば、Gmailの受信トレイでは、複数のフォーム送信が1つのスレッドにまとめられることがよくあります。
Googleドライブ
フォームをスプレッドシートに送信するには、Googleドライブに接続します。これは、大量のフォーム送信を管理するのに役立ち、共有したり、別のシステムにエクスポートしたりできます。
サポートされているフォーム
Googleドライブのストレージは次のものに利用できます。
- フォーム ブロック
- ニュースレター ブロック
- プロモーション ポップアップ
- カバー ページ フォーム (バージョン7.0)
フォームをGoogleドライブに接続する
Googleドライブにフォームを接続するには、次の手順に従ってください。
- フォームのストレージ オプションで、[Googleドライブに接続] をクリックします。
- Googleアカウントにログインします。
- メッセージ内の [許可] をクリックして、SquarespaceがGoogleドライブに接続することを許可します。
- スプレッドシート名を入力します。これにより、フォーム送信を保存するための新しいスプレッドシートが作成されます。
以下の点に留意してください。
- フォームは新しい空のスプレッドシートに接続する必要があります。既存のスプレッドシートでフォームを使用することはできません。
- フォームはスプレッドシート内の特定のタブに接続することはできません。
- フォームは共有ドライブ内のスプレッドシートに接続することはできません。
- Googleドライブの接続を解除してから同じフォーム内で再接続した場合は、正しいスプレッドシートに再接続されます。
- 1つのGoogleドライブ アカウントには最大50のフォームを接続できます。50を超えて追加のフォームを接続すると、Googleドライブは最も古いフォームの接続を解除し、合計を50に維持します。この状態を回避するには、Googleドライブ アカウントに接続されているフォームの数を常に把握してください。
- Googleでは、スプレッドシートに新しいフォームが送信されたときの通知を有効にできます。
送信を管理する
フォーム送信の内容を含むスプレッドシートはGoogleドライブで確認できます。スプレッドシートを確認するときは、次のことに留意してください。
- フォームの各フィールドは、フォーム上で複数のテキスト ボックスとして表示されている場合でも、スプレッドシートでは1列にまとめられます。たとえば、名と姓のフィールドは別々のテキスト ボックスとして表示されますが、これは「名前」という1つのフィールドとしてカウントされ、Googleスプレッドシートでは1つのセルに表示されます。
- フォーム上で名前を1つのテキスト ボックスにしたい場合や、名と姓を別々のフィールドとして扱いたい場合は、代わりにテキスト フィールドを使用してください。
- 日付のフォーム フィールドはサイトの場所と一致しているため、Googleスプレッドシートの設定と競合する可能性があります。問題を回避するには、接続しているスプレッドシートがお客様のサイトと同じ場所を使用するようにしてください。
- スプレッドシートの名前を変更することはできません。名前を変更すると、Squarespaceサイトとの接続が解除されます。
- Googleドライブの詳細については、「Googleの概要」をご参照ください。
Mailchimp
この機能へのアクセス
Mailchimp の統合と 拡張機能は、コア、プラス、アドバンス、ビジネス、コマース ベーシック、およびコマース アドバンスの各プランで利用できます。詳細については、「適切なSquarespaceプランを選択する」をご覧ください。
フォームを新しいMailchimpオーディエンスに接続して、キャンペーンのオーディエンスを構築することができます。これは、ニュースレターの読者登録フォームやポップアップに役立ちます。
サポートされているフォーム
Mailchimpストレージは以下に利用できます。
- フォーム ブロック
- ニュースレター ブロック
- 精算時のニュースレターの登録
- プロモーション ポップアップ
- カバー ページ フォーム (バージョン7.0)
フォームをMailchimpに接続する
フォームをMailchimpアカウントに接続するには、次の手順に従ってください。
- フォームのストレージ オプションで、[Mailchimpに接続] をクリックします。Mailchimpが表示されない場合は、まず [他のサービスに接続] をクリックします。
- Mailchimpアカウントにログインします。
- ドロップダウン メニューからMailchimpオーディエンスを選択します。
以下の点に留意してください。
- フォームは、新しい空のMailchimpオーディエンスに接続する必要があります。既存のMailchimpオーディエンスでフォームを使用することはできません。
- Mailchimpのポリシーに従い、フォームは30フィールドを超えることはできません。
- ストレージのドロップダウン メニューには、最大100件のオーディエンスを表示できます。
- トライアル サイトでMailchimpをストレージ オプションとして使用し、その後パーソナル プランにアップグレードすると、Mailchimp接続は機能しなくなります。MailchimpをSquarespaceで使用するには、コア、プラス、アドバンス、ビジネス、コマース ベーシック、コマース アドバンスのいずれかのプランにアップグレードしてください。
ヒント
Mailchimpの拡張機能を接続すると、Squarespace商品、注文、顧客情報をMailchimpアカウントと同期できます。当社ではサードパーティーのサービスと連携してSquarespace Extensionsが適切に動作するよう努めていますが、拡張機能は当社のサポート範囲外です。拡張機能の接続や接続解除に関してのサポートには対応いたしますが、その他の質問については、拡張機能のプロバイダーまで直接お問い合わせください。
送信を管理する
Mailchimpアカウントでニュースレター登録者を表示および管理します。詳細については、Mailchimpのドキュメントをご参照ください。
確認メールは既定で有効になっており、新規登録者はメールでサブスクリプションを確認する必要があります。登録者とフォーム送信に不一致がある場合は、一部のユーザーがメールで確認しなかった可能性があります。これを無効にする方法については、「SquarespaceでMailchimpを使用する」をご参照ください。
Zapier
この機能へのアクセス
Zapier統合はコア、プラス、アドバンス、ビジネス、コマース ベーシック、およびコマース アドバンスの各プランでご利用いただけます。詳細については、「適切なSquarespaceプランを選択する」をご覧ください。
フォームを他のアプリに送信するには、オンラインの自動化ツールであるZapierにフォームを接続します。Zapierは、Zapsと呼ばれるアクションを使用して、フォームを以下のような他のサービスと統合できます。
- ConvertKit
- Salesforce
- Slack
- Trello
サポートされているフォーム
Zapier統合は以下に利用できます。
- フォーム ブロック
- ニュースレター ブロック
- カバー ページ フォーム (バージョン7.0)
フォームをZapierに接続して送信を管理する方法の詳細については、「Zapierとのフォーム統合を追加する」をご参照ください。
テスト フォームを送信する (推奨)
ストレージに接続した後、テスト フォームをいくつか送信して動作を確認することをおすすめします。
精算時のニュースレターをテストする場合は、テスト注文を完了して、ニュースレターに登録するオプションにチェックを入れてください。
複数のフォームを接続するためのヒント
サイトに複数のフォームがあり、それらを同じストレージに接続する場合は、以下の情報をご確認ください。
Squarespaceメーリングリスト
1つのメーリングリストに接続できるフォームの数に制限はありませんが、各フォームでは一度に1つのメーリングリストにしか接続できません。複数のメーリングリストに接続するには、複数のニュースレター ブロックを追加してください。
メールアドレス
同じメールアドレスに複数のフォームを接続できます。訪問者がどのフォームに入力したかを確認できるように、件名にはフォーム名が含まれます。
MailchimpとGoogleスプレッドシート
可能であれば、フォームごとに異なるオーディエンスまたはスプレッドシートを使用することをおすすめします。複数のフォームを同じオーディエンスまたはスプレッドシートに接続したり、新しいフォームを以前に作成した既存のストレージ オプションに接続したりすると、フォームが送信データを削除したり、ストレージから接続を解除されたりする可能性があります。
複数のフォームを1つのオーディエンスまたはスプレッドシートに接続する場合は、各フォームが完全に同一である必要があります。フォーム間でフィールドのタイプ、名前、配置に不一致があると、エラーが発生します。
問題のトラブルシューティングを行うには、次の手順に従ってください。
- ストレージ オプションの接続を解除します。
- Mailchimpを使用している場合は、フォームごとにMailchimp接続をリセットします。
- 各フォームをチェックして、すべてのフィールドが同一であることを確認します。
- 各フォームのストレージ オプションを再接続します。
[連絡先] パネル
各フォームに必須のメールアドレス フィールドが含まれている限り、フォーム送信者の詳細を [連絡先] パネルに追加するフォーム ブロックを複数持つことができます。
[連絡先] パネルでフォーム送信者の連絡先をより効果的にフィルタリングできるように、各フォーム ブロックには一意の名前を付けることをおすすめします。
ストレージを探す
フォームのストレージ オプションがどこにあるかわからない場合は、以下のフォーム タイプに対応するガイドをご参照ください。
トラブルシューティング
フォームやニュースレターに問題がある場合は、トラブルシューティングの手順に従ってください。
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