ストアの精算エクスペリエンスをプレビューします。

テスト注文を行うことで、顧客や寄付者の視点で精算がどのように行われるかを確認できます。また、配送、税金、カスタム フォーム、通知メールなど、ストアの設定が想定どおりに機能しているかどうかを確認することもできます。

このガイドの手順はSquarespace Commerceに適用されます。Acuityでテスト アポイントメントを実行するには、「スケジューラーをテストする」を参照してください。

テスト注文には次の2つのオプションがあります。

• オプション1 (推奨): 実際に注文を実行し、すぐに自分に返金する - クレジット/デビット カードおよびPayPalでの取引の場合
• オプション2 (高度): テスト モードを使用して、偽のクレジット カードで請求をシミュレートする - これを行うと、ストアが事実上無効になり、実際の支払いを受け入れることができなくなります。クレジット/デビット カードでの取引専用です。

注: 実際の注文を行って返金する場合、返金不可の支払い処理業者の手数料が請求されます。Squarespace Commerceの取引手数料は、テスト モードでは発生しません。

始める前に

• 精算するには、ストアに少なくとも1個の商品または寄付ブロックが必要です。

• 有形商品を販売する場合は、少なくとも1件の配送オプションまたは現地受け取りオプションがある必要があります。

• 支払い処理業者をお客様のサイトに接続します。
• ドメインでの精算を有効にし、サイトの可用性が「公開」に設定されていることを確認します。

手数料

テスト注文に追加料金はかかりませんが、実際に注文して自分に返金する前に、以下の点に注意してください。

• Squarespace Paymentsのテスト - 注文アイテムとSquarespace Commerceの取引手数料の全額の返金を受けます。Squarespace Paymentsの処理手数料は返金されません。
• PayPalのテスト - 注文アイテムとSquarespace Commerceの取引手数料の全額の返金を受けます。PayPalからは一部返金されます。PayPalは固定の取引手数料を源泉徴収します。
• Stripeのテスト - 注文アイテムとSquarespace Commerceの取引手数料の返金を受けます。Stripeは取引手数料を返金しません。

オプション1 - 注文して自分に返金する

ほとんどのシナリオで、この方法をおすすめします。販売を開始する前に、必ず実際に料金を請求してみて、ストアが正しく設定されているかを確認してください。このオプションは、クレジット カードおよびPayPalでの取引で利用できます。

注: PayPalでの取引をテストする場合は、別の個人用PayPalアカウントでお支払いください。ストアに接続されているPayPal Businessアカウントを使用して支払うことはできません。

ステップ1 - 注文する

1. カートにアイテムを追加するか、寄付ブロック ボタンをクリックして、顧客や寄付者と同様に精算まで進みます。詳細については、「顧客が商品を購入する方法」を参照してください。
2. 精算時に、連絡先と配送先情報を入力します。
3. [支払い] セクションで、設定に応じて [クレジット カード] または [PayPal] を選択します。
4. 実際のクレジット カードの詳細を入力するか、個人のPayPalアカウントにログインして支払います。
5. 画面の指示に従って注文を完了します。
6. 注文または寄付の注文確認メールが届きます。

ステップ2 - 注文をキャンセルして返金する

テスト注文の確認が完了したら、次の手順に従ってキャンセルし、自分に返金します。

ヒント: 寄付金を返金するには、「寄付を管理する」を参照してください。

1. [財務] パネルを開き、[注文] をクリックします。いずれかのパネルが開いている間に [?] キーを押して、注文を検索することもできます。
2. 注文を見つけて開きます。注文したばかりの場合は、パネルの上部に [保留中] というラベルが付いているはずです。
3. 注文の詳細で...アイコンをクリックし、[注文をキャンセル] をクリックします。これで返金が行われます。詳細な手順については、「注文のキャンセルと返金」を参照してください。

オプション2 - テスト モード

注: ストアは、テスト モードの間は実際の支払いを受け取ることはできません。

多くのテスト注文を実行するなど、より高度な状況ではこのアプローチをおすすめします。このオプションは、Squarespace PaymentsまたはStripe経由で処理された注文または寄付でのみ利用可能です。Apple Pay向けのテスト モードでは、実際のカードの詳細を使用できます (テスト モードでは請求されません)。PayPalまたはVenmoでの取引にはテスト モードを使用できません。

ステップ1 - テスト モードを有効にする

1. [設定] パネルを開きます。
2. [テスト モード] のトグルをクリックして有効にします。

ステップ2 - 注文する

1. カートにアイテムを追加するか、寄付ブロック ボタンをクリックして、顧客や寄付者と同様に精算まで進みます。詳細については、「顧客が商品を購入する方法」を参照してください。
2. 精算時に、[テスト モード] バナーが表示されます。

3. 連絡先と配送先情報を入力します。
4. [支払い] セクションで、「4242 4242 4242 4242」と有効期限日時を入力し、[CVC] フィールドに任意の3つの数字を入力します。

注: [PayPal] を選択して [PayPalで続行] をクリックすると、テスト モードではPayPalで注文できない旨のメッセージが表示されます。

5. 画面の指示に従って注文を完了します。
6. 注文または寄付の注文確認メールが届きます。

ステップ3 - テスト注文を確認してクリアする

Commerceのテスト注文または寄付をクリアするには、次の手順に従います。

1. [財務] パネルを開き、[注文] をクリックします。いずれかのパネルが開いている間に [?] キーを押して、注文や寄付を検索できます。
2. 注文または寄付を見つけます。注文したばかりの場合は、パネルの上部に「保留中」と「テスト」というラベルが付いているはずです。
3. クリアするには、チェックを入れて [テスト注文を削除] または [ テスト寄付を削除] をクリックします。

テスト注文がサブスクリプション商品のものであった場合、テスト更新は [注文] パネルに保留中のテスト注文として表示されます。今後のテスト更新をキャンセルするには、サブスクリプションをキャンセルしてください。

ステップ4 - テスト モードを無効にする

テストが終わったら、直ちにテスト モードを無効にすることをおすすめします。これにより、顧客は実際のクレジット カードで精算することができ、お客様は実際の支払いを受け取ることができます。お客様のストアがテスト モードのままでも、顧客は精算を完了できますが、支払い情報の入力が省略され、偽のクレジット カードを使用してしまうことになります。これは混乱を招く可能性があります (収益の損失につながります)。

テスト モードを無効にするには、次の手順に従ってください。

1. [設定] パネルを開きます。
2. [テスト モード] のトグルをクリックして有効にします。

テスト注文を削除するか非表示にする

テスト注文には [テスト] ラベルが表示されます。テスト注文を削除または非表示にするには、次の手順に従ってください。

ギフト カードのテスト注文

ギフト カードの購入と使用をテストするには、まずオプション2の手順を使用してテスト モードを有効にし、次に、顧客と同じようにギフト カードを購入して精算に進みます。さらに詳しいヘルプが必要な場合は、「顧客のギフト カードの使用方法」を参照してください。

ギフト カードを購入した後は、ギフト カード コードを使用してストアでアイテムを購入できます。完了したら、テスト モードを無効にしてください。

注: テスト モードで購入したギフト カードは、公開中のストアでは使用できません。

顧客がテスト モードで注文した場合

サイトを公開する前にテスト モードを無効にしないと、顧客がテスト モードで精算プロセスを完了してしまう可能性があります。この場合、サイト上でテスト注文が行われますが、顧客のクレジット カードには請求されないことになります。この問題が発生した場合は、次の手順に従って問題を解決してください。

1. テスト モードを無効にします。
2. テスト注文を削除します。
3. アイテムの在庫レベルを補充します。
4. 顧客に連絡します。商品を再度購入し直してもらう必要があります。

一般的なヒント

• テスト注文は、購入したアイテムの在庫が減ります。
• ストアが公開されていない場合、すべての注文はテスト注文になります。
• 精算時、PayPalボタンを含むほとんどのサードパーティー統合は、サイトが別の言語に設定されている場合でも、公開サイトでは英語で表示されます。ただし、テスト モードでは、これらの統合がサイトの設定言語で表示される場合があります。
• テスト注文には注文番号が割り当てられ、削除できません。テスト注文を実行した後に注文番号をゼロにリセットする方法はありません。
• 試用版の場合は、Stripeに接続してテスト モードでのみ注文を実行できます。
• 現在、分析は払い戻しを考慮されていないため、実際に注文して自分に返金すると、分析の合計額にカウントされます。
• サブスクリプション商品のテスト注文を行う場合は、必ず注文を返金してからサブスクリプションをキャンセルしてください。
• パスワードで保護された、または非公開のサイトでテスト注文を実行すると、注文後に注文確認ページの代わりにロック画面が表示されます。