訪問者から情報を収集するためのフォームを作成およびカスタマイズします。

フォーム ブロックを使用して、訪問者から情報を収集します。このブロックでは、お問い合わせフォーム、アンケート、投票、応募といった種類のフォームを作成できます。

フォーム ブロックに関する一般的な問題については、「フォームに関する問題のトラブルシューティング」をご参照ください。

注: フォーム送信を受け取るには、ストレージ オプションを接続してください。投稿はブロックに直接保存されません。新しいフォーム ブロックはログイン メールアドレスに自動的に接続されますが、問題が発生した場合に備えて、2つ目のストレージ オプションを接続することをおすすめします。

始める前に

• フォーム フィールドによっては、サイトの言語 (住所と電話番号) または顧客の所在地 (日付と時刻) に基づいて書式が変更されます。
• SSL が有効なドメイン経由で送信されるフォームは暗号化されます。ドメインでSSLが有効になっていることを確認する方法については、「SSL証明書について」をご覧ください。
• フォーム ブロックは、HIPAA適格ソリューションの一部として使用することはできません。患者情報を安全に収集するには、Acuity Schedulingの使用をおすすめします。
• フォーム ブロックに変更を加えた後は、必ずEnterを押すか、ブロック エディター外をクリックして変更を保存してください。

動画を見る

フォーム ブロックを追加する

フォーム ブロックを追加する方法は以下のとおりです。

1. ページまたは投稿を編集し、[ブロックを追加] または挿入箇所をクリックしてから、[フォーム] をクリックします。ヘルプについては、「ブロックを使用したコンテンツの追加」を参照してください。
2. ブロックの鉛筆アイコンをクリックして、ブロック エディターを開きます。
3. [コンテンツ] タブで、フォームを設定し、送信後のメッセージまたはリダイレクトを追加します。
4. フォームのレイアウトをカスタマイズするには、[デザイン] をクリックします。
5. フォームの回答の既定の保存オプションは、ログイン メールアドレスです。別のストレージ オプションを追加するには、[ストレージ] タブで [追加ストレージ] をクリックします。
6. 訪問者がファイルをアップロードできるようにする場合は、Google reCAPTCHA を追加します。
7. 完了したら、Enterを押すか、ブロック エディターの外側をクリックします。

フォームを設定する

フォーム ブロックを追加すると、[コンテンツ] タブに既定のフォーム名、既定のボタン テキスト、およびいくつかの既定のフィールド (名前、電子メール、テキスト、テキスト エリア) が表示されるため、作業を開始しやすくなります。

フォームを設定する方法は以下のとおりです。

1. [フォーム名] フィールドのプレースホルダー テキストを確認し、必要に応じてフォームの新しい名前を入力します。フォーム名は、フォームをライトボックスで開くように設定した場合にのみ訪問者に表示されます。
2. 既定のボタンのテキストは [送信] です。別のテキストにしたい場合は、「送信」を削除して新しいテキストをご入力ください。
3. フォームのフィールドを設定するには、[フォーム フィールドを編集] をクリックします。新しいフィールドを追加するには、[フィールドを追加] をクリックします。フィールドを再配置または削除するには、右上隅の [編集] をクリックします。
4. 個々のフィールドを編集するには、[フォーム フィールドを編集] パネルでフィールドをクリックします。フィールドのタイプに応じて、ラベルと説明を追加したり、送信時に必須にしたり、選択オプションを追加したり、削除したりできます。
5. ファイル アップロード フィールドを追加する場合は、アップロード可能なファイルの数と種類を調整することをおすすめします。
6. 既定では、フォーム ブロックはログイン メールアドレスにフォームの回答を送信し、フォーム送信者とその詳細をWebサイトに保存します。Google、Zapier、Mailchimpのようなストレージ オプションに接続するには、[ストレージ] タブを使用します。
7. 完了したら、Enterを押すか、ブロック エディターの外側をクリックします。

以下の点に留意してください。

• Squarespaceに複数のお問い合わせフォームがある場合は、受信したフォーム送信を識別し、[連絡先] パネルでフォーム送信者をより適切にフィルタリングできるように、わかりやすいフォーム名を使用することをおすすめします。
• 説明テキストは、送信したフォームには表示されません。
• 訪問者がフォームに簡単に入力できるように、フィールド数は30個までに制限することをおすすめします。これは、Mailchimpに接続されるフォームのフィールド制限でもあります。
• フィールド オプションの詳細については、「フォーム フィールドについて」をご覧ください。

送信後のメッセージまたはリダイレクトを追加する

送信後のメッセージまたはリダイレクトを追加するには、[コンテンツ] タブの [送信後] をクリックします。

メッセージ

送信後のメッセージを追加するには、[メッセージ] をクリックしてメッセージ フィールドにテキストを入力します。このテキストは、訪問者がフォームを送信した後に表示されます。

[HTML] フィールドに、送信後のメッセージと一緒にレンダリングするHTMLコードを追加できます。フォームに送信後のリダイレクトが含まれる場合、送信後のメッセージは表示されないことに注意してください。

注: 送信後のHTML追加は高度な変更です。カスタム コードの問題に関するトラブルシューティングは当社のサポート範囲外です。

リダイレクト

送信後のリダイレクトを設定するには、[リダイレクト] をクリックします。別のWebサイトにリダイレクトするには、[リダイレクトURL] フィールドに完全なURLを貼り付けます。

送信後のリダイレクトをテストするには、ログアウトした状態かシークレット ブラウザーでフォームを送信します。サイトにログインした状態では、送信後のリダイレクトは機能しません。

送信後のリダイレクトを削除するには、URL フィールドからリンクを削除します。

フォームのレイアウトと外観をカスタマイズする

配置、色、外観などをカスタマイズするには、ブロックの鉛筆アイコンをクリックしてブロック エディターを開きます。[デザイン] をクリックすると、以下のオプションを使用できます。

• [ボタンの配置] を [左]、[中央]、または [右] に設定します。
• [初期入力フィールドの強調] ドロップダウン メニューをクリックして、フォームの最初のフィールドを目立たせるアニメーションを設定します。
• 背景色を有効にするには、[背景] トグルをオンにして [色] を選択します。
• [ライトボックス] トグルをオンに切り替えると、訪問者がページに表示されているボタンをクリックしたときに、フォームがポップアップ ライトボックスで開きます。[開くボタンのテキスト] をカスタマイズすることもできます。
• [ストローク] の横で、ブロックの輪郭を描く実線または点線を有効にします。実線と点線の両方で、ストロークの色と太さを設定します。
• [ブレンド モード] ドロップダウン メニューをクリックして、透明度の設定を選択します。こうしたエフェクトは、画像やその他のビジュアル コンテンツの前にフォーム ブロックを重ねる場合に最適です。
• [エレメント] または [背景] をぼかすには、[ぼかし] の横にあるトグルをオンに切り替え、スライダーを使用してぼかしのレベルを調整します。

創造エディター セクションでは、ストローク、ブレンド モード、ぼかしをカスタマイズできます。クラシック エディターが使用されているセクションでは、ストロークのみ使用できます。

フォーム ブロックのフォント、色、その他のスタイルのカスタマイズについて詳しくは、「フォーム ブロックのスタイル設定」をご参照ください。

ストレージ オプションを追加する

フォームの送信先を選択するには、フォーム ブロックを編集して [ストレージ] タブをクリックします。新しいフォーム ブロックはログイン メールアドレスに自動的に接続されますが、Mailchimp、Zapier、または Google Drive を追加することもできます。各ストレージ タイプについての詳細は、「フォームとニュースレターのストレージを管理する」をご参照ください。

フォームに必須のメールアドレス フィールドが含まれている場合、フォームを送信した訪問者は、フォーム送信情報とともにサイトの [連絡先] パネルに追加されます。このためのフォームの設定方法については、以下のセクションをご覧ください。

フォームの送信者をWebサイトに保存する

注: この機能は、必須メールアドレス フィールドを使用するフォーム ブロックに対して、2023年7月21日にリリースされました。それ以前に受信したフォーム ブロック送信については、[連絡先] パネルに表示されません。この機能のリリース前に受信したフォーム送信にアクセスするには、フォーム ブロックに接続されている他のストレージ オプションを確認してください。

フォーム送信者とその詳細をWebサイトの [連絡先] パネルに保存する場合は、フォームが正しく設定されていることを確認してください。

1. フォームがあるページ上で [編集] をクリックし、フォーム ブロック上の鉛筆アイコンをクリックします。
2. [フォーム フィールドを編集] をクリックします。
3. [メール] をクリックします。メール フィールドがない場合は、[フィールドを追加] をクリックしてから [メール] をクリックし、もう一度 [メール] をクリックしてフィールドの設定を開きます。
4. [必須] トグルをオンにします。このトグルをオンにしないと、フォーム送信者が [連絡先] パネルに保存されません。これにより、作成された連絡先とメールアドレスが関連付けられます。
5. 訪問者が今後のマーケティング関連の問い合わせを受け付けるようにするには、[メール サインアップ] のトグルをオンに切り替えてください。
6. 訪問者がフォームの送信後に確認メールでオプトインできるようにするには、[確認メールを送信] トグルをオンに切り替えます。フォームでGoogle reCAPTCHAが無効になっている場合、確認メールを無効にすることはできません。[メール サインアップ] が有効になっているすべてのフォーム ブロックには、少なくとも 1 つの認証方法が必要です。
7. 完了したら、Enterを押すか、ブロック エディターの外側をクリックします。

必須のメール フィールドがある場合、訪問者とそのフォーム送信内容は、[連絡先] パネルの [フォーム送信者] に表示されます。[メール サインアップ] が有効になっている場合、送信者が [サインアップしてニュースと最新情報を受け取る] をオンにすると、[連絡先] パネルの [登録者] の下にその送信者が表示されます。確認メールが有効になっている場合は、送信者がオプトインしないと [登録者] に表示されません。

[連絡先] パネルに保存されているフォーム送信者と詳細にアクセスする方法については、「フォームとニュースレターのストレージを管理する」をご参照ください。

フォーム ブロックのスパム

フォーム ブロックを通じてスパムが届く場合があります。Squarespaceを装ったり、個人情報を尋ねたりする内容には注意してください。

不審なコンテンツを含むフォーム送信を検出した場合、メールの上部に警告が表示されますが、すべての送信を注意深く確認し、不審なリンクをクリックしないようにしてください。[スパムを報する] をクリックすると、メッセージを直接報告できます。

さらにセキュリティを強化するために、フォーム ブロックにGoogle reCAPTCHAを設定できます。設定を開始するには、[ストレージ] タブの [Google reCAPTCHA] をクリックします。以降の手順については、「Google reCAPTCHAをフォームに追加する」をご覧ください。

フォームのスパム全般の詳細については、「フォームとニュースレター ブロックのスパムを防止する」をご参照ください。

フォーム ブロックの送信数を追跡する

訪問者がフォームをどのように利用しているかを確認するには、フォームとボタンのコンバージョン分析を使用します。この機能では、フォーム送信のコンバージョン率を追跡できます。これにより、フォームの閲覧回数とフォームが送信された回数を比較できます。